結婚相談所に入ろうと思って、意外と面倒なのが、「必要書類を集める」ということです。必要書類を集めるのが面倒くさくなって、結局、結婚相談所に入る決心が揺らいでしまうケースも多くあるとか。
ただ、それで結婚相談所に入るのを先延ばしにしたって、いい出会いがあるわけでもありません。結婚相談所に入ると決めたら入る!ということで、今回は、多くの結婚相談所で必要とされる書類と、その取得方法について解説します。
なぜ結婚相談所は書類が必要なの??
結婚相談所では、「自分がどんな人間なのか」を、様々な書類を使って証明することになります。結婚というのは、人生における大事なポイントです。そのため、トラブルを未然に防ぎ、安全を担保するために、様々な書類が求められるのです。
理由1. 結婚相談所の信頼につながるから
1つは、「きちんとした身元の会員のみを集めている」という、結婚相談所としての信頼を高めるためです。この書類がなく、口頭だけで入会できるとしたら、既婚者が紛れているかもしれませんし、結婚詐欺師が紛れるかもしれません。
こういったことをなくす、つまり、「相談所に入れば安心」という信頼獲得のために、こういった書類の提出を義務付けているのです。逆に言えば、書類があることで、みんな、結婚相談所で出会う人と、安心して結婚することができるのです。
理由2.結婚相談所の会員の本気度を保つため
もう1つは、結婚したい、と思う人の本気度を保つためです。下記を読むとわかりやすいですが、意外と書類を整備するのには手間がかかります。つまり、結婚相談所に登録している人は、この書類を整備する手間をかけてでも、結婚したいと思う人達ばかりなのです。アプリやパーティーと違って、カジュアルでないからこそ、本気の会員が集まる、そういうメリットもあると考えています。
結婚相談所に提出する書類5選
相談所によって一部異なることはありますが、多くの結婚相談所で求められるのは、主に以下の5つの書類になります。
1.本人確認書類
まずは、本人であることを確認できる書類です。本人であることを確認するために必要な書類には、以下のようなものがあります。
- 運転免許証
- 健康保険証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 住民基本台帳カード
婚活する人であれば、これらの書類のうち1つは必ず持っているでしょう。(むしろ持っていないのでしたら、どれか1つは取得することをお勧めします…)多くの人にとっては、免許証か保険証が一般的ですかね。
本人確認書類を取得する方法は?
こちらについては、それぞれの確認書類で取得方法が違います。みんなどれかは持っている、という前提で、この取得方法については割愛いたします。
2. 独身証明書
「独身証明書」という言葉を聞いたことがある人は、そんなに多くないかもしれません。実際、婚活するまでは、存在すら知らなかった…という人がほとんどでしょう。
とはいえ、結婚相談所に登録する際は、必ずといっていいほど提出を要求されます。これは、民法732条に、重婚の禁止、という項目があり、その規定に抵触しないことを確認する必要があるからです。
独身証明書を取得する方法は?
独身証明書は、本籍のある自治体でしか取得することができません。たとえば、港区の場合だと、役所にて、以下のような記載が必要になります。
- 請求人の住所、氏名、電話番号(昼間連絡のとれる電話番号)
- 本籍
- 筆頭者(戸籍の一番はじめに記載されている人)
- 独身証明書が必要な方の氏名、生年月日maた必要通数
- 使いみち
とはいえ、本籍地が今住んでいるところから遠かったりして、役所になかなかいけない、という場合もありますよね。でもご安心ください。多くの自治体では、郵送にて請求することが可能になっています。
費用は1通につき300円となっています。(これも各自治体により異なります)。気になる方は、本籍地の市町村のHPで調べてみると良いでしょう。
3. 収入証明書
収入証明書は、ご自身の現在の収入を証明する書類になります。結婚相談所では年収等を記載することがありますが、その確からしさを証明するものになります。
収入証明には、
- 所得証明書、源泉徴収票
- 給与明細書
- 課税証明書
などがあります。ただ、多くの場合、源泉徴収票または課税証明書が求められ、給与明細ではダメなケースもあります。
収入証明書を取得する方法は?
収入証明書のうち、源泉徴収票については、12月に会社から配布されます。もし、紛失した場合であっても、事業主に依頼すれば、再発行してもらうことが可能です。
課税証明書については、住民票のある自治体で申請すれば交付してもらえます。(独身証明書とは異なるので注意)
港区の場合、証明書は、窓口、郵送、コンビニ、インターネットのいずれかで交付申請が可能です。申請の際は、以下のような情報が必要になります。
- 1月1日現在の港区の住所[例:令和元年度証明なら平成31年1月1日、平成30年度証明なら平成30年1月1日]
- 現住所・氏名・生年月日(姓を変えた方は旧姓も記入してください。)
- 証明書の種類(課税証明書または納税証明書を表記してください。)
- 必要年度(何年分の所得に対する証明か)[例:令和元年度(平成30年中の所得)、平成30年度(平成29年中の所得)]
- 必要枚数
- 使用目的(簡潔に書いてください。)
- 昼間連絡可能な電話番号
コンビニ交付やインターネットからの交付については、マイナンバーカードの登録が必要になります。マイナンバーカードに登録していない人は、この機会に登録してもいいかもですね。
市町村によっては、コンビニ交付やインターネット交付には対応していない地域もあるので、詳しくは各自治体のHPを参考にしてみてくださいね。費用も各自治体によって異なります。(港区は現在新型コロナ対応で無料となっています。)
4. 学歴証明書
学歴証明書は、その学校を卒業したことを証明するものになります。卒業証書か、卒業証明書が必要になることが多いです。また、最終学歴(つまり、大学院の場合は大学院の卒業証明書)が必要になります。
学歴証明書を取得する方法は?
学歴証明書は、それぞれの学校にて取り寄せる形になります。東京大学の場合は各学部の教務課に連絡する必要があります。慶應義塾大学の場合は、オンラインで申し込んでコンビニでの受け取りもできるなど、学校によって対応がまちまちなようです。
コンビニで卒業証明書を受け取れるなんて、便利な時代になったわね…
こちらも、詳しくは卒業した学校に問い合わせるとよいでしょう。なお、高卒、専門卒の場合は、証明書自体が要求されないケースも多くあるようです。
5. プロフィール写真
こちらも基本的に、結婚相談所に入る際には必ず必要になります。
プロフィール写真を取得する方法は?
プロフィール写真も、ただ撮ればいい、というわけではありません。結婚相談所で選ばれる写真には、撮り方のコツがあります。そして、婚活写真が得意なスタジオというのもあるので、そういうところを選んで撮影するのがよいでしょう。
プロフィール写真は証明写真じゃなくて、魅力を伝えるための武器です。おすすめの写真スタジオについては、別の記事で紹介するようにしますね。
まとめ:思い立ったが吉日!書類は多く用意しておくべき!
結婚相談所に入るための書類準備、実は結構面倒くさいです。でも、それを面倒くさがってたら、いつまでたっても結婚相談所に入れず、その分婚期が遅れてしまう可能性も…
ある種、仕事だとわりきって、さっさと準備しちゃいましょう。そして、準備の際には、少し多めに準備しておくと、何かと便利ですよ。備えあれば憂いなし、って言いますしね。
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